3年生にとって、初めての本格的な遠征でした。
みんな練習したことを、少しだけど試合で出すことができました(^^)
予選1日目は、1勝1分けでしたが、サッカー選手らしく堂々と戦えたと思います。
センターバックのチヒロは周りが良く見えて、オフサイドトラップを成功させました。
GKのタイガは、恐れることなく果敢に飛び出してゴールを守りましたね。
2日目の決勝トーナメントは、1試合目で惜しくも敗れてしまいましたが、良い経験になったと思います。
こちらが先制点を上げた直後、すかさず同点に追いつかれ、2点目を上げましたが、またすかさず同点に
追いつかれて、その後に逆転されてしまいました。
これはどういうことかというと、相手チームの方が「切り替え」が早かったということです。
サッカーに限らずスポーツは切り替えが大切です。
点を取られた時は落ち込みますが、すぐに「点を取り返すぞ!」という気持ちなれるかどうかということです。
それは、点を取られた時だけではなく、練習の始まり、休憩、終わりの時にでも、いつも切り替えを意識す
ることで、切り替えのスピードを上げていくことができます。
切り替えのスピードを上げると、良いことが3つあります。
一つ目は、相手より早く動くことで、主導権を握れるということです。
主導権とは、自分が先頭に立つということで、試合をコントロールすることができます。
二つ目は、練習の時間を長く取れるということです。
たとえば、2時間の練習の中で、切り替えにかかる時間が10分必要だとすれば、それを3分に短縮すると、
1日7分多く練習できます。これを1カ月続けると約84分、1年続けると1008分も、他のチームより多く練習
することができます。
3つ目は、先を読めるようになることです。
もっと切り替えのスピードを上げるためには、次に起こることを予測しなければなりません。次に起こることを
予測して準備しておくことで、相手より早く動いて勝利することができます。これを「先手必勝」と言います。
実は先を読むことが一番重要なことになります。
コーチも色々なチームを見てきましたが、強いチームは間違いなく切り替えのスピードが速いです。
強いチームの選手は、いつも切り替えのスピードを意識しています。
巨勢サッカースクールも、一人ひとりが、いつも切り替えのスピードを意識して、チーム全体で切り替えの
スピードを上げていけるようになるといいですね~(^-^)
中西コーチ